マンションの家賃設定

マンションの家賃というのは管理者が自分で価格設定をすることが可能です。家賃が安ければ入居者がつきやすいですし、高ければ入居者が入りにくい傾向があります。これは、誰だって少しでも安い物件に住みたいからです。しかし、価格だけではマンションの価値は決まりません。内装や立地といったものがよければ少し家賃が高くても入居する価値があると判断してもらえます。そこで、その地域の相場や物件内容を照らし合わせながら、利益が出せる家賃を設定して行くのが一般的です。

この時に、自分で全てのシミュレーションをしていくということは素人には難しいものです。そこで、多くのマンション経営者が利用するのが管理会社の賃料査定です。この賃料査定というのは管理会社が独自の方法で計算をして評価額を出していくものです。そのために管理会社によって賃料査定の金額には幅があります。一般的に賃料が安い方が入居者がつきやすく人件費もかからないために賃料査定の結果が安く見積もられがちな傾向があります。そこで、失敗しないマンション経営を行うためには賃料査定については参考にしつつ、それを元に最終的に後悔しない賃料を自分で決めていくことが重要であると言えます。

不動産会社選び

マンション経営というのは自分一人で行うわけではありません。マンションの清掃やメンテナンスといった物件管理や入居者への広告宣伝、家賃の未納者への督促や入居者との契約業務、これらのことを一人で行うことはできません。そこで、マンション経営にはパートナーを設けるのが一般的です。

パートナーを設ける管理方法として、マンションの賃貸管理会社に委託をして経営を行うという方法があります。これは家賃から規定の手数料を管理会社に支払うことで家賃の集金、建物管理までを全て行ってもらう方法です。そしてもう一つが一括借上という方法です。持ち主が借り上げ業者と契約し借り上げ業者が自分たちの物件のように経営を行っていきます。持ち主に対して集金した利益から一部を受け取るというのが方法です。

安定性が高いのは借り上げをすることです。こうすればマンションの持ち主は毎月一定額の家賃収入が保証されるためです。空室の有無に関わらずこの費用というのは取り決めた金額を受け取ることができるためです。しかし、その反面このような対応をすると赤字があったとしても業者が補填してマンションの持ち主に月々の契約料を支払うことになるので倒産の恐れがあります。そこで借り上げ業者は経済力のある会社を選ぶことが重要です。

マンション経営のポイント

マンション経営は、安定した収入を得ることができたり節税対策になったり私的年金や生命保険の代わりとなったりといったメリットがありますが、入居者がいなければ利益が得られないですし、管理の中で家賃未納、老朽化といったトラブルもあります。そこで、きちんと知識を身につけた上で経営をすることが重要です。

人口が減少しているために、マンション経営は難しくなるのではないかという不安があります。しかし、実際には人口は減少していますが核家族化や晩婚化に伴い世帯数はふえて行くことが予想されています。そこで、今後の経営としてあまり大きなものよりも単身者や夫婦のみの世帯やひとり親と子供の世帯といった人たち向けの小さめのマンションを経営する方が良いという見解があります。

マンション経営を成功させるには入居したい、住み続けたいと思わせる物件にすることが重要です。そこで、世間のニーズにあった物件を作ることが重要です。先に述べた単身者や二人暮らし向けの物件が望ましいのと同じように、内装や設備についても多くの人が希望するもの、好むものを取り入れるのがポイントとなります。バスとトイレが分かれている物件であったり、デザイナーズ物件のようなおしゃれなもの、バリアフリー物件など入居者のターゲットに応じてその世代層が希望する物件を用意することが失敗しないポイントです。

マンション経営のメリット

長引く不況、年金問題、終身雇用の崩壊、といった私たちを取り巻く生活環境が悪化しているために老後の蓄えの心配をする人たちが増えています。高齢化社会を迎え、退職後のセカンドライフを楽しむ人たちが増えています。医療技術の進化、食生活の改善によって元気な高齢者も増えていますし平均寿命も延びています。そのために、老後に必要となるお金も増えています。その反面、年金がきちんと受け取れない不安や年収の減少により思うように老後に向けての貯金やマネープランができずにいるという人も多くいます。そこで、最近では老後に向けて様々な投資をしている人たちがいるのです。

投資の中の一つにマンション経営があります。遺産相続によって実家をどうするかという問題が出てきます。自宅がすでにある場合や実家が遠方の場合には空き家となります。空き家は盗難被害が起きたり老朽化が早かったり、税金など維持費用がかかったりというデメリットがあるためにアパートやマンションにして長期的な収入を得ることを検討する人が最近は増えているのです。また、生命保険、私的年金の代わりになりますし、節税対策にもなります。しかし、経営を行うには知識も必要ですし、失敗すれば大損害が出ることになります。そこで、マンション経営を始めるにあたってはしっかりと知識を身につけておくことが重要です。そこで、ここではマンション経営について知っておくべき知識を紹介していきます。